行かない大学にお金を払う。
受験シーズン真っ只中💨
長女の大学受験、費用において
日本の教育システムを知り
不満が大きくなりました。。
そもそも、大学自体、
通うのに年額すごいお金がかかりますよね。
それなのに、まず...
受験するだけで
お金がかかりすぎること☝️
まず、
志望校の入学試験を受けるだけで
受験票が数万かかります。
大学共通テストからはじまり、
私立大、滑り止め大学、
国公立前期、そして後期。
もちろん受ければ受けるだけ
その都度支払うわけですが、
特に国公立を第一志望とした場合、
国公立受験前に私立入試があるわけで、
国公立が落ちてしまった時のために
私立(滑り止め含む)を保険として受けます。
受けるだけで、この時点で
何万も飛ぶわけですが、
問題は、、、
私立に受かった場合。
国立大の合格発表(前期)は3月上旬。
一方、私立大はほとんど2月に
試験・合格発表があり、
その入学金の支払期限は、
国立大の合格発表前に設定
されているということ☝️❗️❗️
そのため、
国公立を第一志望としている学生は、
入るか分からない大学へ
高額な平均26万円もの入学金を
支払わなければならない
のです.....❗️❗️
受験する大学は近辺とは限らず、
もちろん日本全国の中から決めるわけで、
受験するために交通費や宿泊費等も
当然かかってきます💨
大学へ入ってからもお金がかかるのに、
受験だけで、何十万ものお金が
短期間で消えてしまうのです...❗️❗️
子どもには、自分の学びたいこと、
やりたいことに向かって、
安心して進んでいってほしい。
それはどんな親でも思うこと。
しかし、
家計厳しい世帯、
狭まる選択肢。
これが現実。
裕福でなければ、
学びたいことは学べず、
行きたい進路に向かえない。
どれだけ優秀でやる気に溢れた学生も、
裕福でなければ、受験校の選択肢は
限られてくるのです。。
私も貧しい母子家庭で育ち、
大学は国公立以外の選択肢は
ありませんでした。
しかも、私立は万が一国公立が
落ちた時のために、と1つだけ
地元の私立を受けさせてもらいましたが、
受験の際は、親に気を遣い、
自分がやりたいこと、は正直
考えていませんでした。
今回、長女の受験にあたり、
もちろん、本人のやりたいことを
優先してほしいのは山々でしたが、
やはり、家庭の事情で
制限付きだったのは事実です。
学校(高校)でも、
私立第一志望で進路が
早々に決まった子たちと、
国公立志望の子は空気が違うし、
たくさん受験する子と、
絞って心苦しく受験する子と、
様々です。
長女も、様々な事情を抱えた友だちと、
「日本の大学入試システムはひどすぎる」
と言っているそうです。
SDG`sで掲げているこの目標にはまだまだ先は長いのが現実です。
娘に申し訳ない気持ちもすごくありますが、
これからの社会に優秀な人材を
輩出していくべき大学がこれでは、
いくら高校まで様々な教育費の改革が
行われても、最終がこれでは、
残念でなりません。。
成人年齢が18歳に引き下げられましたが、
18歳は大人...?
学生として学び、まだ社会に出れず、
一人で食べていけないのに、
それをサポートできるシステムが弱すぎて、
そこにコロナ禍も大きく影響する中で、
親の収入による教育格差は
広がるばかりだと思う私です。。