『英語ができること』から『英語でできること』へ。
先日、いつも仕事で利用している
コインパーキングの従業員のおじさんが
私のキーボード(リトミック用)を見て、
「何の仕事してんの?」
と、話しかけてこられたので
英語リトミックの話をしたら、
「英語喋れんの?!すごいな!えぇな!」
と仰いました。
そのパーキングは
大阪の繁華街のど真ん中で観光地なので
海外からの観光客がかなりいるのですが、
「ここらは外国人多いし、中国人も韓国人も
英語話しはるから、色々聞かれるねんけど
わし分からんからさっぱりやわ!
とりあえずジェスチャーでなんとか...!」
と仰ってました。
ジェスチャーでこと足りてるのであれば
それでもいいかとも思いますが、
『英語ができること』が
はたして....."すごい"....?
考え方は年代にもよるかと思いますが、
日本人はいまだに
英語を話すこと、話せることが
すごいこと。格好いいこと。
である気がします。
これだから、
以前メンションしたように
日本人の英語力は
世界的に見て上がらないのではないかと
思ってしまうのです💧
すごい、というのは
いわば『特別』だということ。
英語を話すことが『特別』であるうちは、
いくら国際社会とはいえ
日本人はいつまでたっても
海外へ行くこと、または
外国人に抵抗をもってしまう。。
時代は
『英語ができること』
を目指すのではなく
もはや
『英語でできること』
を拡大しています💨
英語を話すことは当たり前で、
これからの社会は
観光や文学などの限られた場面だけでなく、
幅広い場面や分野で
使える英語力が求められます。
語学の文系の人だけに必要なものではなく、
サイエンス、様々な研究・開発など
"理系にも必要なもの"であることは
言うまでもありません☝️
一昔前のように、
「自分は海外なんか行かんから英語は必要ない」
というのはもう古いんです。
海外へ行かなくても、海外から
たくさんの人が押し寄せる上に、
技術を進歩、発展させるためには
日本国内だけで、日本語だけで学び、
仕事をしていくのは無理があります。。
今やどんな分野でも英語は欠かせません。
海外では
母語と英語に加え、第三言語を習得することも
決して珍しくはないのです。
それは、どんな分野で生きていくにも、
その人の可能性を広げてくれるから、です😌✨️
閉鎖的な考えを持つ日本人の育成はやめ、
どんな分野でも活躍できる国際人
を育てるためにも、
『英語ができること』から
『英語でできること』へ
誰もが意識を向けてくれることを
願います...!