"ジェスチャー"をあなどるなかれ。
私の教室では、
『自己表現力』を上げるために
発表教育に力を入れています。
幼児クラスから
どのクラスでも定期的に、もしくは毎回
発表する時間があります!
子どもたちには、
「発表というのは
見ている人に自分の思いを伝えることであり、
発表者の自己満足で終わってはいけない」
とよく話をします。
また、発表の際は
・clear voice(はっきりとした声で)
・eye contact(アイコンタクト)
・nice posture (姿勢)
・smile(笑顔)
そして、
・gestures(ジェスチャー)
を意識すること。
をルールに、発表をさせています。
日本人は、顔の筋肉を
あまり使わずに話す人種で、
他の国の人々に比べ
顔の表情が分かりにくく、
無表情に捉えられ考えていることが
伝わりにくい人種だと言われます。
また、
顔だけでなく
身体全体もあまり動かずに話すので
ジェスチャーには馴染みがありません🖐
以前、
アジアのインターナショナルスクールで働く
イギリス人の先生と話をする機会があり、
英語教育やコミュニケーションについて
話を伺ったところ、
一概には言えないけれど、
日本人は何を考えているのか
読み取りづらい、と言われました💦
そして、
ご自身が知人の日本人の家庭にお邪魔した際に
全く英語が話せないご家族と
コミュニケーションをとるのにどうしたのか...
というお話の中で、
とにかく
ジェスチャー....!!
と仰ってました☝️
私たち日本人も、
海外でうまく言葉が話せなければ
ジェスチャーでなんとかなる!
というのは誰もが分かっている話ですが、
はたして、
ジェスチャー、
本気でしっかり
使ったことはありますか...?
私がお話をしたそのイギリス人の先生は、
出していただいた料理が美味しい!と
"感謝を伝えたかった"時に
こうやってジェスチャーで伝えたの、と
私にジェスチャーをして見せてくれたのですが、
それはそれは
驚くほど分かりやすく、
かつ気持ちのこもった
素敵なジェスチャーでした!✨️
そこで私は、
レッスンでも子どもたちに
ジェスチャーを使うよう
幾度も言っているけれど、
ただただシンプルな
おきまりのジェスチャーだけではなく、
分かりやすいよう細かく、
そして大きいこと。
そこに気持ちを乗せること。
の大切さを改めて気づかされました...!
たかがジェスチャー、
されどジェスチャー!!
じっとしたまま
頑張って苦しい言葉を無理やり繋ぐより、
全身を使って表現した方が
相手にはずっと伝わりやすいんです😌
なぜなら
『思いを伝えること』が目的の
コミュニケーションだからです。
コミュニケーションのツールとして
英語を教えていますが、
もちろん言葉での意志疎通は欠かせないけれど、
この
「伝えたい!」思いをいかに
誤解なく相手に届けるか、
に言語だけでなく、ジェスチャーは欠かせず
英語が通じない国でもこれは
絶対に必要となる大事な『スキル』だと
私は思っています...🌟